理想の家をつくりあげるために気をつけたいこと

先月に引き続き、リフォームで理想の家を作り上げるためにはどんなことに気をつけるとよいのか、オーストラリアのプロたちのアドバイスをまとめてみました。自分の思い描いたとおりの家を実現させる、、夢のあるプロジェクトですが、考えなければいけないこともたくさん。そんな状況に圧倒されないためにも、前々からいろんなリサーチをしておきたいものですね。


◎それぞれのお部屋のテーマカラーを決める。ただしシンプルに!
お部屋をイメージするときは、そのテーマカラーをきちんと決めてコーディネートを考えてゆくとよいでしょう。寝室ならリラックス感の出せるカラー、人の集まる場所ならエネルギーが出るようなカラーなど用途に応じたテーマカラーをはっきりさせることが大切です。同系色でまとめるのが無難ですが、たとえば白と黒など正反対の色をバランスよく取り入れた配色も考えられます。
ただし色にこだわりすぎて、あれもこれも、、となるとだんだんまとまりがつかなくなってきます、あくまでシンプルに決めるのが鉄則!


◎部屋の印象を左右するのは、自然光と照明によるライティング効果!
雑誌に紹介されているような素敵なお部屋に憧れてみても、実際自分の家となると、窓から入る自然光の量や、照明の効果をよーく考える必要があります。もちろん、明かりの入りやすい南向きとその反対の北向きでは、照明の工夫も自ずと変わってくることでしょう。1日で、あるいは季節の変化で、その部屋の明るさがどうなるのか、きちんと把握した上でそれに応じたカーテンや照明を選ぶことがとても大事です。
カーテンの色や生地は部屋の印象を大きく左右するので慎重に選びたいもの、また光の量を調節できるブラインドも機能的といえるでしょう。


色と明かり、お部屋を彩るのに欠かせない2大要素です。まずはこのふたつをしっかり現実的に考え、プランを練ってゆく必要があります。

ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com


写真1:たとえば、柄物の壁紙を使用すると、部屋のカラーテーマがはっきりと決まります。我が家の応接ルームでは、白とブルーで爽やかな空間をイメージしました。

写真2: 我が家のリビングルームは、採光量を調節できるブラインド、ワンクリックで光の量が調節できて便利。右手前は閉じた状態、左側が半分ほど開いた状態でかなりの差が。。日差しの強いオーストラリアではかなり重宝します。