オーストリアの“サファリパーク”はとってもワイルド!!

皆さん、オーストラリアといえば”コアラとカンガルーの国”というイメージが強いのではないでしょうか。たしかにその通りなのですが、決してそればかりではありません。私の住む南オーストラリア州アデレードから車でおよそ1時間ほど行った近郊には、”モナルト動物園”という広大なサファリパークがあるのです。以前から気になっていたのですが、なかなか行く機会がなかったこの動物園、クリスマスシーズンで混雑が予想される前に、家族で行ってきました。

写真1:園内はこのような大型バスで回り、3か所降りられるポイントがあります。


広大な敷地は10k㎡もあり、入口のゲートから園内周遊バスの発着点となるビジターセンターまで4キロもあります。ここに行くにはバスも電車ももちろんないので、自家用車、あるいは観光用バスで行く必要があります。お客さんたちはビジターセンターの近くに自家用車を止め、あとは周遊バスでサファリパークを回ることになります。


バスにはボランティアのガイドさんが添乗し、バスから見える様々な解説をしてくれます。アメリカバイソン、シマウマ、サイ、キリン、チーター、そしてライオンなどが、それぞれのブロックでのんびりと過ごしています。想像以上に大きなバスですが、動物たちはとくに怖がったりする様子もなく、かなり近くで見ることができ、子どもも大喜びでした。


各ブロックをゆっくり回って10分ほどすると、なんと”バス停”が。。私は一つのバスにずっと乗りっぱなしだと思っていたのですが、園内には3か所こうしたバス停があり、その都度、外に降りて遊歩道になっている道を歩いたり、展望台デッキから動物たちを見れるようになっているのです。広い大地で悠然と歩くキリン、まるでアフリカにいるような光景そのもので感動的でした。

写真2:展望デッキからキリンを眺めます。キリンと並ぶと大型バスが大きく見えないのですから不思議です。


ちなみに園内マップを見ると、園内をぐるっと歩けるウォーキングトラックまであり、ただバスで回るだけでなく、自分たちの足で歩きながら動物たちを見れるようにもなっていることに気づきました。これをずっと回るだけでもかなりの運動量となりそうですが、さすがアウトドア大国のオーストラリアです。もちろん、動物たちに襲われるようなことはないのでご安心を。


もともとオーストラリアの大地が乾燥しているため、アフリカのサバンナに住む動物たちにとっては過ごしやすい環境なのでしょう。ここでは動物たちもストレスが少なく過ごせるため、希少な動物たちの繁殖にも成功しやすく、ここで生まれた動物の赤ちゃんが各地の動物園に送られたりするそうです。



ミセスリフォーム
http://www.mrs-reform.com