英語の脳トレ!?ボードゲーム「スクラブル」で遊んでみない?

本日は英語ならではのボードゲームをご紹介、「スクラブル(SCRABBBLE)」というゲーム、英語教育の盛んな日本ですが、私はオーストラリアに来るまで聞いたこともないゲームでした。英語の言葉遊びともいえるこのゲーム、基本的に何人でも遊べますが、4名弱くらいが適当です。


プレイヤーはそれぞれアルファベットの書かれたコマを袋の中から7つ取ります。そしてこの7つのアルファベットでなるべく長い単語を作って碁盤目の書かれたボードに並べるというのが基本的なルール。コマにはスコアとなる数字が書かれており、使ったコマのスコア合計数が得点となります。


ランダムに並んだ7つのアルファベットで1つの単語(ワード)を作るのですが、その単語は、前の人が並べた単語とどこかで重なっていないといけません。
・ランダムなアルファベットを組み合わせて一つの英単語を作る。
・その単語は、他のプレーヤーの並べた単語とどこか重なっていなければならない。
というふたつがゲームをするうえでの制約であり、またゲームをより深いものにする要素でもあります。といっても、言葉だけでの説明では分かりにくいので写真をまずご覧ください。


ボードはこのような碁盤目状となっています。最初のプレイヤーは真ん中の目に単語が並ぶようにおいてゲーム開始。赤や水色の目に単語が並ぶと、得点が2倍になったりするボーナスがあります。(コマのアルファベットの下に小さく書かれた数字がスコアです。)


これがゲーム開始、最初のプレイヤーが真ん中に「BAY」、そして2番目の人がBを共有し「BEAR」と置きました。


ゲームの途中経過、このように英単語がボード上に並んでゆきます。

ゲームが進み、単語がボード上に並ぶと、その分使えるアルファベットも増えるのですが、逆にスペースも限られてきて難しくなります。ボードの一部にコマが集中すると、そこから単語を並べにくくなるので、コマが均等に広がってゆくのが理想的なのですがなかなかそうはいきません。


また、英単語をたくさん知っていれば勝てるというものでもないのが、このゲームの面白いところ。どんなに語彙が豊富な人でも、ランダムに取ったコマが同じようなものばかりだと手詰まり感が出てきます。(以下の写真がその例)ゲームには運によるところも大きいのです。


このゲームの一番の大技はなんといっても7文字すべて使って1つの単語を作るというもの。手持ちの7コマがすべて揃い、なおかつボード上にそれが並ぶだけの十分なスペースがなければできません。ほとんど奇跡のようなのですが、時々この大技が出ると、プレイヤーからは「おおー!!」と思わず感嘆の声が。。。ちなみにこの大技には得点50ポイントが加算され、ほぼ勝ちが決定。でも、勝ち負けにかかわらず、「よく考えついたねえ」とみんなで感心することしきりです。


ちなみに、英単語というのが基本なのですが、「スクラブル(SCRABBBLE)」に付随する辞書を見ると英語化した日本語も載っているのです!!たとえば、、

・Kamikaze(カミカゼ):ご存知、特攻隊のことです。。
・Kimono(キモノ):着物のことです。。

などなど。。。「じゃあ、Onigiriもいいんじゃない??」なんて私などはついつい思ってしまうのですが、その線引きはどこで行われているのでしょう??

英語の深みを体感できる、面白いボードゲームです。

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