日本人には当たり前ですが、海外の人が“さすが”と感じる育児の習慣

子どもを育ているという大仕事、やさしい子に育って欲しいという願いはみんな同じだと思いますが、国が違えば育児の習慣も異なることがあります。オーストラリアの雑誌で見つけた「世界各国の育児」特集では、日本のことも取り上げられていました。

日本人にとってはきわめて当たり前なことでも、オーストラリア人には「さすが!」と思われる育児の習慣とはどんなことなのでしょうか。

◎学校で生徒が掃除をする

小学校に入ったら、給食の後みんなでお掃除をすることが日本ではスタンダード。でも、この習慣にまずオーストラリア人はびっくり!なぜなら、オーストラリアでは学校を掃除するのは、学校側に雇われた清掃人の仕事であって、生徒ではないのです。生徒に雑巾など持たせて掃除などさせようものなら、親からクレームが来ることがすぐに想像できる、という意見も。。

私もこの習慣の違いには驚きました。日本では「自分が使った場所は、自分たちできれいにするのが当然のこと」と習ってきたものです。雑誌では、「公共の場所をきれいにする、他の人のためになにかをする、という習慣を小さい頃から身につけさせることは、自立心をつけることにもつながり、とても良いことで見習いたいものだ」という意見が載っていました。


◎子どもが小さいうちは親と添い寝する

おそらくオーストラリアと日本の育児で一番大きな違いは、添い寝の習慣の有無かもしれないと筆者は思います。子どもにも小さい頃から個室を与え、親とは別の部屋で寝るのがごく当たり前と考えられているオーストラリア。親子が“川の字”で寝るというスタイルにはかなりびくりするようです。日本では個室の数が限られているため、やむを得ないという面もありますが、子どもと一緒に寝るというのは新鮮なアイデアと映っているみたい。

「寝る時に親が一緒にいることで子供も安心するし、とてもリラックスしたアプローチだと思う」と考えるオーストラリア人も。。。そんな人たちには、ぜひ一度日本に旅行をして、旅館の畳の部屋で家族全員一緒に寝るということを体験してみて欲しいと思います。なかなかいい経験となるのではないでしょうか。


ミセスリフォームスタイル
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写真1: オーストラリアの雑誌にあった「世界各国の育児」特集のページ。興味深かったので、切り抜きしてしまいました。。。

写真2:1歳半を過ぎたムスコ、お友だちの三輪車を借りてみました。ピンクなのでまあよく目立つこと!!