・南半球アデレードのクリスマス!!クリスマスパレードがありました

今年最後の『ちょっと南半球から通信』、今回は夏のクリスマスならではのイベントをご紹介したいと思います。英語圏でクリスマスといえば1年で最大のお祭りイベント、季節こそ北半球と真逆とはいえ、それはオーストラリアでも同じです。


12月に入るともう子どもたちは“夏休み”モード。そして、この時期の週末には、シティ中心部、住宅地、郊外、様々な場所でその地域ならではの個性ある“クリスマスパレード”が開催されます。


パレードは参加者グループごとに、クリスマスにまつわるフロート(日本でいう山車みたいなものでしょうか)に乗って道路を練り歩きます。普段は交通量の多い道路も、歩行者天国となり、リラックスムードに。
暑い日は40度に達することもあるアデレードなので、パレードが猛暑日にあたってしまうこともしばしば。そうなると仮装している参加者たちも汗だく、炎天下で見ているほうも辛いのですが、幸い今年は涼しい日に恵まれました。


我が家にとっては、息子(20か月)が迎える2度目のクリスマス。昨年はまだ歩けなかったのですが、今年はもうスタスタと歩くようになり、パレードも物珍しげに眺めていました。


シティ中心部でのパレードは企業参加も多く、フロートもコスチュームもとっても華やかで立派。それに比べ、郊外の小さな町が主催するパレードは参加者がほぼ地元の幼稚園や学校、そしてそのブラスバンドあたりというもの。規模も小さいのですが、手作り感があって私はむしろこうした“フツーの人”が参加しているパレードが素敵だなと思いました。ベビーカーを押すママさんたちが集団でパレードに加わっているのもなかなか壮観な眺め。赤ちゃんたちにサンタコスチュームを着せていてとても可愛いのです。


1年に1度のお祭りシーズン、パレードという場で“主役”になれるというのは子どもたちにとっても待ち遠しいイベントだったのでしょう。親になってこうしたパレードを見ると、わが子が誇らしげにパレードに加わっている姿を見たいという気持ちがむくむく出てきます。


おかげさまでこの『ちょっと南半球から通信』も3年目と迎えることができました。オーストラリアの地方都市アデレードから眺める海外の住まいや暮らしのいろいろ、来年も日本の皆さんに、楽しくて、ためになるような情報をお送りできればと思います。

今年も1年間ありがとうございました。
夏のアデレードより、メリークリスマス&ハッピーニューイヤー!!

ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com


写真1:テーマは“雪の女王”?と思いきや、オーガニックカフェのスタッフさんたちのグループ。コスチュームはすべてリサイクル素材だそうです。

写真2:「ねえねえ、次は何が来るの?」、20か月の息子もパレードに興味津々。

写真3:郊外のパレード、これは保育園のグループです。段ボールで作った電車でみんな並んで歩きます。



写真4:どのパレードでも、トリはもちろんサンタクロース!このフロートはなかなか大きくて、迫力がありました。沿道の観客たちは拍手でお迎え。