Dulwich HOUSEのガーデン公開日に行ってきました!

南オーストラリア州アデレードには19世紀建造の住宅がいまだ個人宅として使用されている例がたくさんありますが、なかでもリッチ感ある大邸宅は非常に手入れのされた素敵な庭園(ガーデン)を備えており、ときどき一般公開されていることがあります。私有の敷地を公開するというのは日本では珍しいことだと思いますが、その点やはりなにごとにもオープンなオーストラリア気風を感じることができます。


隣の地域エリアにもそんな歴史ある住宅があり、「Duiwich House」と呼ばれていて以前からその住宅の前を通るたびに気になっていたのですが、ガーデン公開日があるということでさっそく訪れてみました。

写真1:まるで映画のセットのようなおうちだと思います。。


4800?の敷地内には1895年に建造された住宅があります。個人宅としては広大な敷地だと思いますが、それもそのはず。当時はまだ交通手段が馬車だった時代、門から入っての車寄せも馬車がつけられるサイズだし、ちゃんと厩舎もまだ残っているくらいなのです。住宅自体は、3ベッドルームと決して大きいほうではありませんが、ハイシーリング(天井が高めに作られていること)、シャンデリア、大きなベイウィンドウ(出窓)など19世紀後半の住宅の特徴が揃っています。1960年代にリノベーションされていますが、インテリアは建造当時とほぼ変わらないそうです。

写真2:もともと厩舎小屋だった建物、現在は車庫に。。。厩舎が現存する住宅なんて初めて見ました。。


古き時代には、この大きなお庭でパーティやピクニックが行われたのでしょうが、今日はチャリティー主催でのガーデン公開日。住宅のなかには入れませんが、お庭を自由に散策することができます。入場料は一人2ドル、これはすべて難病に苦しむ人を支援しているチャリティに送られるそうです。


といっても、ミュージックバンドの演奏や手作り品を売るバザーが開かれ、ちょっとしたお祭り気分。家の前の広い芝生でバンドの生演奏を聴きながら、ゆっくりする時間はなかなか貴重でした。


ガーデン自体は、規模の大きい家庭菜園やもと厩舎であった小屋(現在は車庫になっています)など興味深い見どころがあり、飽きませんでした。こんな大邸宅に住むチャンスはなかなかありませんが、こうやって一般開放してくれるのは地域の人にとっても嬉しいことです。

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