モダンとエレガンスの融合、とっても素敵なサンドストーンハウス!

サンドストーン(砂岩)とは南オーストラリア州でよく使用されてきた住宅建材のひとつ。森林の豊富なお隣のビクトリア州とは違い、南オーストラリアには19世紀から砂岩を使用した石造りの個人住宅がずっと主流で、重厚な佇まいの住宅が並ぶストリートも珍しくありません。

とはいえ近年はコスト面やメインテナンスの点で、もっとシンプルでモダンなデザインの住宅が新築で建てられているのですが、なかには砂岩を使った本格的なクラシカルハウスを新しく建てることもあるようで、今回はそんなおうちをご紹介します。

写真1:白いサンドストーンが印象的な外観


明るい白のサンドストーンに、大きなベイウィンドウ(出窓)そして前庭の白いバラが調和したとても素敵な外観。19世紀のヴィラ風ですが、なんと2002年に建てられたまだまだ”新しい”住宅です。現在の技術を使って建てられていますが、内装はビクトリア様式で統一され、とてもエレガントに。とくに天井は3.6〜4mという高さでお部屋が広く感じられます。でも間取りはモダンなファミリーハウスらしく広いリビングルーム(42?)がキッチンとつながっており、家族がみんなで寛げる空間が主役となっています。

写真2:リビングルームは大きく窓がとられ、キッチンとつながっています。


この住宅、お庭自体は広くないのですが、リビングルームから外に出るとプールが。プールと言っても泳ぐためというより、見せるため。いわば”ランドスケープ”の一部としてのプールです。

写真3:もちろん泳いでもいいんでしょうが。。。自宅にこんなプールがあるなんていいですよね。

閑静な住宅地にあり、外にはコアラがいるユーカリの木もたくさん。オーストラリアの緑に囲まれた、アデレードらしい魅力的な住宅です。


ミセスリフォーム
http://www.mrs-reform.com