オーストラリア人夫に聞いてみました、、DIYスキルはどうやって身

日本に比べると、家のリノベーションもDIYでやろうとする人が多く感じるオーストラリア。我が家の夫も例外ではなく、壁紙の張り替え、階段のペイント、フロアボード(床板)張り替えなど自分でこなしています。仕上がりは100%完璧とはいえなくても、日常には差し支えないくらいの出来上がり。どうやってそんなスキルを身につけたのか、気になったので聞いてみました。それをまとめてみると。。。


◎オーストラリアでは、DIYに関するテレビ番組が多い。
お国柄なのか、オーストラリアではDIYに関するTV番組が数多くあります。もっともポピュラーなのは分かりやすい解説が人気の長寿番組『ベター・ホーム・アンド・ガーデン』。キッチンやバスルームのリノベーションからガーデニングまで幅広いテーマで構成されています。番組内容にちなんだ雑誌も毎月出ていて、日本でいうNHKテキストみたいな感じです。放送時間もゴールデンタイムなので子どももよく見ており、こうした番組を子どものときから見ていると、自然と“自分でやってみよう”という気持ちにもなりやすいようです。


◎近くのホームセンターショップの店員さんに聞いたり、ワークショップに参加する。
オーストラリアでは大きな町にはたいていホームセンターがあります。かなり規模も大きく、週末は“日曜大工”のお父さんたちが良く訪れています。大手のショップだと、タイル、キッチン、ペイントなど各エリアで知識豊富なスタッフを揃えており、貴重なアドバイスをもらうことができます。また店舗ごとにワークショップも開催し、実地でコツを教えてくれるので助かります。


◎ネットで調べる。
これはなにもオーストラリア特有のことでもないのですが、ネットで調べるというのは欠かせない手段だといいます。ユーチューブなどで探すと、“こんなことも!?”と思うことまで教えてくれる“ハウツービデオ”がたくさんあるので、それをいくつか見て、プロセスを頭に入れておくと、初めてのことでも取りかかりやすいそうです。


DIYでやればお金が節約できるというのももちろんですが、多少不恰好でも作り上げてゆく楽しさが醍醐味です。始めだすとなかなか病みつきになるものかもしれません。


ミセスリフォーム
http://www.mrs-reform.com


写真1:オーストラリアの家にはたいてい”シェッド”と呼ばれる物置小屋があり、日曜大工に必要な工具を揃えておきます。ココは完全に”男性の聖域”扱いです。。


写真2:IKEAのフロアボード(床板)をカットしています。部屋のサイズに合わせてカットするのはなかなか神経を使う作業です。