オーストラリア人姑からのサプライズ!!お庭改造プロジェクトの顛末

日本ではちょうど桜も盛りを過ぎ、だんだん緑が映えてくる時期ではないかと思います。南オーストラリアでは季節が真逆で今ちょうど秋の始まりというところ。気温も20度前半と過ごしやすい時期です。青く晴れた空、澄み切った空気を存分に楽しめる今日このごろ、今回は我が家のお庭の話題です。


じつは3月に1か月ほど帰国で家を留守にしていたのですが、その間にオーストラリア人の姑パトレシアが驚きのサプライズを仕掛けていたのです!それはお庭を完全リニューアルするというなかなか大がかりなもの。我が家ながらその変貌ぶりにはびっくりでしました。


我が家のお庭はせいぜい20平方メートルほど。オーストラリアの家としては小さいほうです。その大半はタイルで敷き詰められており、メインテナンスもそれほど大変というわけではないのです。でも“ガーデニング”がしたかった私たちは、そのタイルの上に大きなビニールシートを敷いてから土砂を盛り、カーラーリリー、ラベンダー、野草などを植えて土いじりを楽しんでいました。ただ問題は自然のままにしていたため、花の季節が終わり、夏となると完全にすべて枯れ果て、悲しい姿に。。そのうえ風が強い日には土砂が風に吹かれて室内に入りやすくなる(オーストラリアの家はつくりも大雑把なのか、ドアの下と床の間にギャップがあったりかなり隙間風が入り込んでくるのです)などかなり問題が。。。しかしながら、子どもが生まれ、日々の忙しさを理由にお庭は後回しとなっていました。


そんな状態を知ってか、知らずか、、ガーデニング好きの姑はお友だちと一緒にお庭の“リノベーション”を。。。まず無法地帯化していたビニールシート上の土砂を撤去、そして木枠を置いて、小さな芝生エリアを作りました。さらに日陰になりがちな家の横の縦長いスペースをきれいに片づけ、デッキングを置き、子どもの遊びエリアに変更。定期的に必要な桑の木の剪定もしっかり行ってくれました。

写真1:芝生エリアとタイルで庭全体がすっきりとした感じになりました。


初めて見せられた時は驚きましたが、姑いわく「(孫の)悠樹にはやっぱり庭の芝生で遊んでほしいと思ったから」とのこと。“広々とした自宅の芝生で子どもたちを自由に遊ばせる”というのがオーストラリア人にとってはごくごく当たり前のシーンのようです。小さい家(3ベッドルームある家で日本人の私にとっては問題ないのですが、、)で、庭に芝生もないというのは姑にとっては孫が不憫に思えたのかもしれません。


写真2:日陰ながら子どもの遊びエリア。そのうちここに息子が“ヒミツ基地”でも作るかもしれません。

我が家にも小さいながら芝生エリアができ、只今芝の養成中といったところ。息子と姑が楽しげに芝に水やりをしている姿はなかなか微笑ましいものです。


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