親子で楽しめる、オーストラリアの室内“プレイ・カフェ”に行ってき

6月といえば日本ではじめじめと雨の続く梅雨シーズンですが、南オーストラリア州アデレードもいよいよ本格的な冬に突入で1日中雨という日が続くようになります。子どもが生まれてから冬の雨の日はどうやって過ごそうかといつも悩みどころなのですが、今回プレイカフェというちょっと面白いところに行ってみたのでご紹介しましょう。


プレイカフェとは子連れでも気軽に寄れるカフェ。室内遊戯施設が充実しており、子どもたちをそのなかで自由に遊ばせながら、親はコーヒーや軽食を楽しめるお店です。私たちが行ったのはそのなかでもかなり大きめのカフェでした。


プレイカフェはメインロード(幹線道路)に面した3階建てほどのオフィスビルの一角に。目立った看板も出ておらず、何度も通っていたのに今まで一度も気づきませんでした。入口の前に立つと「本日は規定定員に達しており、入場できません」という不愛想なサインが。。外からでは中の様子も分からないので、入れなくてもとりあえず見学したいという思いでドアを空けて受付に。。すると担当のおばさんが「○番テーブルなら空いてます」とあっさり入場させてくれました(入場料子ども一人につき7ドルほど)。“書いてあることと言っていることが違う”、もう慣れましたがオーストラリアではよくあることです。ダメモトで何でも聞いてみたほうがいい、というのが実感です。

写真1:プレイカフェ内の様子、かなり大規模です。

入ってみると3階建て分吹き抜けとなっており、かなり解放感が。内装らしいものはほとんどなく倉庫のようです。でも巨大滑り台や子ども用迷路があり、子どもたちは皆大興奮、大声で遊んでいます。大人たちは少し離れたテーブルからコーヒーを飲みながら談笑。これだけ大規模な遊具だと子どもたち当分遊びに夢中で出てきません。まさに“雨の日、家で子どもたちとどうやって過ごそう”と悩むママたちにとって救世主のような存在です。

写真2:3歳以下の子ども用のプレイエリアで息子も真剣に遊んでいました。

週末混んでいるのはここで子どものお誕生日会を開いている団体さんがいるためです。パーテーションで区切られた半個室でお誕生日会を開くことができ、2時間ほどその個室を貸し切ることができるサービスがあるのです。ここオーストラリアでは子どもの誕生日会はかなりのビックイベント、5、6歳にもなると“こんなテーマでやりたい”と要求も強くなってきます。


ちなみに女の子人気なのは“妖精”、“ティーパーティ”、男の子なら“海賊”や“恐竜”といったところでしょうか。プレイカフェでのお誕生日会なら、お菓子や料理も含めすべてお任せできるので、親としてはありがたいのかもしれません。

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