ホリデーハウスで過ごすバケーションの楽しみ方

年末年始は、ビクトリア州にある海岸沿いのビーチタウン、アポロベイというところで過ごしました。クリスマス&夏休みシーズンというところで観光地はどこも人が多いのですが、私たちは少し変わった滞在をしました。 それは、友人たちを誘って15人近くのグループとして、ホリデーハウス(観光用の賃貸物件、貸し別荘のようなもの)を借り切って滞在する、というものです。


今回は、15人程度だったので、2軒を借り、ひとつの家に7、8人が泊まるようになりました。こうして、大きめのホリデーハウスを1週間借り切ると、レンタル代を人数分で割るため、キャンプ場にテントを張って滞在するよりも割安になるのです。 私たちがよく借りるホリデーハウスは、たいていベッドルームが3つ(ダブルベッドのカップル用が2部屋、もう一部屋はシングルベッドが2つのツインルームや、二段ベッドのある部屋)に、バスルーム(シャワー、トイレ)が2つ、という間取りです。これくらいの規模であれば、大人7、8人が泊まってもストレス無く過ごせます。もちろん、キッチン、洗濯機も完備しており、自炊や洗濯もすべて不便無く行えます。また、友人たちの中には、1、2日だけちょっと立ち寄りたいという人もいて、リビングのソファーや、庭にテントを張って泊まっていったりします。こういう人たちも、自分たちが泊まった分だけレンタル代を出してくれるので、人が多く集まれば、それだけ滞在費はどんどん安くなっていくというのが、うれしい利点です。


1週間の滞在中、サイクリングに行く人、海岸沿いのメインストリートでショッピングを楽しむ人、海で遊ぶ人、みな自分の好きなように過ごします。一緒に旅行に来ているから、みな団体行動をとらなければいけない、なんていう暗黙の了解なんてありません。自炊は、夕飯作りを交代で行い、たいていこの夕食タイムには全員が揃い、にぎやかにワイワイ過ごします。


この年末年始のグループ旅行は、私がオーストラリアに移った年からずっと続いているのですが、1週間まるごと友人たちと過ごし、アウトドアや夕食パーティを楽しむ時間は、楽しく、かけがえの無いものとなっています。



ミセスリフォームスタイル

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写真1:ホリデーハウスのリビングルームはこのように広く、大人15人が集まってパーティーするのにも十分な広さです。


写真2:ホリデーハウスの外観。ひとつの建物が真ん中で分断されていて、2つの家で構成されています。