壁をペイントすると部屋はこれだけ変わる!という実例

先月、ホームセンターで室内用のペイントの話をしましたが、本日はその具体的な例をご紹介したいと思います。

日本の住宅はたいてい白やベージュといったプレーンな色合いの壁紙が主ですが、オーストラリアの住宅は、壁がペンキで塗られているのが主流です。古びた家の部屋などは、白いペンキで塗り直すだけで、まっさらな新しい部屋に生まれ変わるので驚きです。

我が家でも2年前に、リビングを白いペンキで塗り、部屋全体が新しく、明るいイメージになりました。マメな人は、数年ごと塗り替えたりもするようです。

日本では、模様替えというと家具の配置をよく変えたりしますが、オーストラリアの家の場合、部屋の壁を違う色に塗り替えるだけで、気分も一新、見違えるような部屋になります。部屋の全壁面を同じ色で統一する方法もありますが、そうするとどうしても色がうるさいというか、圧迫感を与えるので、我が家ではある一面だけを違う色で塗り、あとは白のまま残すというやり方です。これをフィーチャーウォールと呼んでいます。

こうした自宅の部屋のペンキ塗り替えも、オーストラリアならではの楽しめるDIYといえるのではないでしょうか。私たちはよく冬の長い夜に、音楽をつけて喋りながら、せっせとペンキロールを転がして、壁面を塗ってゆきます。壁全体が大きいので、だんだん体も温まってきて、ちょっとした運動気分です。

ペンキ塗りは、壁紙の張り替えよりずっと安くて手軽にできる、しかも、飽きたらまた違う色を上から塗るだけで済む、簡単なDIYといえます。


ミセスリフォームスタイル

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写真1:我が家では薄いベージュで砂壁のイメージ、和風を試みました。

写真2
上記写真と同じ間取り、同じ向きの部屋です。このお宅はバイオレットを選んでいます。