オーストラリア、紫外線対策は住宅も万全です

関東地方では、原発による放射線の心配が日々大きくなっています。"普段から自然に浴びている放射線の量を一目で比べられる巨大なインフォグラフィクス"
(http://dailynewsagency.com/2011/03/20/radiation-chart/)をチェックすると、"平均よりも自然放射線の多いところで1日過ごす(1.2μSv)" と"福島原発の周辺の都市で1日過ごす(3.5μSv程度)ということです。"平均よりも自然放射線の多いところ"で3日も過ごせば、かるく現在の福島原発周辺と並ぶわけで、日頃から紫外線の強さが指摘されているオーストラリアに暮らす我が身はどうなのだろうか?とちょっと考え込んでしまう日々です。


随分前から、オゾン層破壊やオーストラリアの紫外線の強さは問題になっており、皮膚ガン予防のためにも日やけ止めや帽子着用の徹底はいわれています。そしてこのことはもちろん住宅にも当てはまり、こちらの家やオフィスのほとんどの窓は、遮光のためのスクリーンやブラインドが完備されています。なかには、このブラインドをずっと下ろしたままで、せっかく素敵なお庭があっても家の中からほとんど外は見れないような家もあり、なんだかもったいないなあ、と思ってしまいます。ちなみに、日本ではカーテンが主流だと思いますが、こちらの感覚からすると、ちょっと時代遅れのイメージがあるようで、新しい家や若い人の家ではあまり見かけません。通気性などの観点もあるのかもしれませんが、なかなか面白い違いだと思います。

ちなみに、オーストラリアの昼間の太陽の強さはなかなかのもので、晴れた日に洗濯物を干すのに私などはサングラス着用で外に出ます。近くのフェンスの照り返しが特に強いのですが、いつかこのフェンス上にツタなどの植物を這わせて、照り返しを少しでも避けたいなと考えたりしています。


ミセスリフォームスタイル

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写真1:遮光カーテンに、スクリーン、寝室は2重で光を完全に遮るよう工夫されています。

写真2:お隣さんのお家は常に窓のブラインドが下げられていて、中が全く見えないようになっています。