クィーンズランドのゴルフリゾートアパートメントでの休日

先月、夫の姉が住んでいるクィーンズランドのサンシャインコーストを訪れました。ここは、テーマパークやサーフィンで有名な観光地ゴールドコーストから車でおよそ2時間北上したところにあります。今回は、夫の姉が紹介してくれたゴルフリゾートにあるホリデーアパートメントに滞在しました。


こういう場所に泊まるのは初めてだったのですが、さすがゴルフリゾートというだけあって、あたりにはめぼしいものがほとんどありません。アクセスもすべて車、それもどういうわけかこのあたりの主要道路はほぼみんないわゆる高速道路で、近くのショッピングセンターまで行くのも高速道路を使って、というところです。たしかに、ゴルフ愛好者にはたまらないかもしれませんが、ずっとここに住むとなったら、
おそらく一週間で飽きてしまうだろう、というのが正直な感想でした。


ここのゴルフリゾートアパートメントは、ゴルフ好きの人が別荘として買う、あるいは引退したお年寄り夫婦が老後の住処として住んでいる、というパターン。いずれにしろ少人数向けで、しかも"アパートメント"と聞いていたので、小さなキッチンと1ベットルームくらいだとうと想像していたのですが、私の予想は大きく裏切られました。まず、玄関から入ってすぐに感じたのは、"広い!!"ということです。リビングエリアにキッチン、そしてベットルームはなんと3つ(うちマスターベットルームはオンスイート(専用バスルーム&ワードローブ付き)、そしてシャワーのあるバスルームが2つもあるのです。駐車場前に出ていた売り出し中の部屋の看板には、203m2メートルとありますが、これは日本の首都圏の平均専有面積(新築マンション)が、だいたい70、80m2台ということを考えると、およそ3倍の大きさでいかにひと部屋あたりが広いかというのがお分かり頂けると思います。


おそらく、ゲストや2家族ぐらいで利用することを考えての間取りだと考えられますが、夫とふたりで泊まるにはなにぶん広すぎて、もったいないという気になってしまいました。
快適に感じる空間というのは、人それぞれでやたらと広ければいいというものではないようです。たしかに、リタイヤ後、夫婦でこうしたリゾートに住んで、のんびりと生活するというのは理想的といえるのかもしれません。部屋の目の前はゴルフ場のグリーンが広がり、とても静かです。でも、やはりよほどのゴルフマニアでない限り、いずれ生活が単調になってしまいそう、私としてはもう少し、人の生活が感じられる場所がいいなという気がします。。


ミセスリフォームスタイル

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写真1:これがゴルフリゾート"ツィンウォーター"のリゾートアパートメントの外観

写真2:リビングからは広大なゴルフ場が一望、朝夕にはカンガルーもおとずれる、とか。

写真3:これは近くのビーチタウンで、なんと町中を野生の七面鳥が闊歩しているのです。かなり大きいのですが、だれも気にしていませんでした、現地の人にとっては当たり前すぎる光景のようです。