外国映画のような憧れの暖炉、電気やガスでも実現できる?!

あけましておめでとうございます。
オーストラリアで5年目の正月を迎えましたが、いまだに”真夏のお正月”はなんだかしっくりしない気分です、やはり寒いながらも日本のお正月が恋しくなります。

さて、本日の話題は、暖炉(ファイヤープレイス)!よく外国映画でみる実際の火を使った暖炉のある家に憧れる人も多いと思いますが、たしかに暖炉には人が集まる不思議な魅力がありますし、心地よい暖かさがずっと続く快適さは、エアコンではなかなか味わえないものです。

オーストラリアでは、ふつうの住宅地にある家でも、暖炉がある家が多く、実際にもよく使われています。よく裏庭にぎっしりと、薪や木材チップが積んである家は、暖炉を日常的に使用していると考えてよいでしょう。

実際使用されていなくても、暖炉は、オーストラリアの家のインテリアの重要な要素のように思えます。リビング、寝室さまざまな部屋にマントルピース(暖炉の焚き口を囲む飾り棚)があり、家族の写真やクリスマスカードが飾られているのはお馴染みの光景といえます。

さて、暖炉ですが、実際に薪を燃やさないタイプのものも、じつは存在します。インテリアや利便性を考慮して、ガスや電気タイプのものが最近人気があるようです。本物の暖炉は、煙突周辺などのメンテナンスも大変ですが、ガスや電気ならお手軽に”暖炉感覚”を楽しめる、というのが人気の理由でしょう。

ガスであれば、実際の炎をリアルに楽しむことができますし、電気なら安全性も高く、メンテナンスも不要で、気軽に取り付けることができます。また、新しいテクノロジーとしては、バイオエタノールを燃料としたよりモダンなタイプのものも存在します。

リアルな炎は、見ているだけで心が落ち着きますし、なにか家のなかでもキャンプをしているような臨場感が味わえます。こうした感覚はとても原始的というか、懐かしい感じがするのは不思議なものです。本物の暖炉はムリでも、電気やガスで体験する擬似暖炉体験、これなら日本でもできるのではないでしょうか。


ミセスリフォームスタイル

http://www.mrs-reform.com

以下、こうした製品を扱っている企業のHP(英語)をご参考までにのせておきます。

電気・ガスを使用した製品をメインに扱っているDRU社(英)
http://www.drufire.co.uk/

バイオエタノールを燃料としたタイプを扱っているエコ・スマートファイヤー社
http://www.ecosmartfire.com/


写真1:ガスタイプのもの、煙突も要らないのでモダンなインテリアにもフィットするデザインです。


写真2:電気タイプのものは、LEDフレームを使って炎を再現、でもやはりガスのほうがリアルに見えます。


写真3:新しいテクノロジーバイオエタノールを使用したものは、よりスタイリッシュに、お部屋のインテリアとなります。