英国スーパーナニーの赤ちゃん育児法はなかなかのものです!

赤ちゃんが生まれて最初の数ヶ月は、ほんとうに大変だときいていました。そこで、妊娠中から出産後の生活については、夫と育児本や雑誌を読んでいろいろ話し合っていましたが、そのなかで巡り会ったのが、イギリスのスーパーナニー(ナニーとは、乳母あるいは住み込みベビーシッターとも言われる赤ちゃん育児のいわば、プロです)、ジーナ・フォードさんの著作本でした。日本語版も出ており、『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』というタイトルです。

趣旨は、”赤ちゃんに規則正しい生活を早くから身につけさせ、夜よく寝るようにする”というもので、月ごとに1日の生活スケジュールが詳しく書かれています。このスケジュールに完璧に合わせて実行するのは難しい、という意見もあるのですが、うちはこの方式に従って、かなり助かっていると思いました。

◎『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』のメリットは??


・”いつ、なにをすべきか”が明確で、はっきりしている。
新米ママなので、ある意味こうしたマニュアル的なものがあるほうが、やりやすく感じます。赤ちゃんのペースに巻き込まれないためにも、”いつ、何をすべきか”ということを親がはっきり自覚しておくのはいいことだと思います。


・生活スケジュールが、赤ちゃんの生理現象に適ったものである。
多くの赤ちゃんを、職業的に面倒をみてきた人の体験から、編み出された
スケジュールなので、赤ちゃんの生理現象に沿ったものだと思います。なので、赤ちゃんの欲求に的確に応えられるようになります。


・夜7時以降は、大人だけの時間になる。(3,4ヶ月以降)
スケジュールは、夜7時にかんぜんに寝かしつけを完了させます。もちろん、いつもうまくいくわけではありませんが、夜もずっと相手をして、お母さんもぐったり、ということは避けられます。
(夜中に泣いて起きることもありますが、とりあえず”1日”はこれで終わります)


夜7時に寝かしつけ完了というのは、日本の感覚からするとちょっと早いと感じるかもしれません。でも、オーストラリアは、10歳くらいまでずっとベッドタイムは7時という家庭がよくあります。あるオーストラリア人夫婦が、「うちの娘は、高校1年生まで7時がベッドタイムだった」と話していました。私が高校1年生のときは、電車通学で7時にまだ家についていないことも多かったことを考えると、驚くほかありません。でも、オーストラリアではこのように子どもは早く寝るのが原則。日本の小学生が、お受験などで、夜8時、9時ちかくまで塾に通う、なんていうのはかなり異常に映るようです。

でも、情緒面からしても、毎日の規則正しい生活はとても重要だと思います。そうした意味でも、参考になる点が多いのではないでしょうか。興味のある方は、ぜひアマゾン等で検索してみてください。



ミセスリフォームスタイル

http://www.mrs-reform.com

写真1:うちは、中古本なので表紙もやや古めですが、、。表紙に「あなたの救世主となる書です」という謳い文句がかなり大胆です。


写真2:我が家の赤ちゃん部屋。イケヤのベビーベッドに、オムツ替え台。そして、夜中の授乳に備え、シングルベッドのマットレスを置いています。壁には、ウォールスティッカー代わりに、折り紙の切り絵を貼ってみました。