幼児用おもちゃは”買う”ではなく、”借りる”。 トイ・ライブラリーが大活躍です!

こどものおもちゃ、うちはまだ乳児ですが、それでもいろいろかわいくて面白そうなものがいろいろあって目移りしてしまいます。でも、子どもってどんなおもちゃでもすぐ飽きちゃうし、はたしてどれほど必要なんだろう、買う価値はあるんだろうかなんて悩んでしまいそうですが、我が家の近くにとても心強い味方を見つけました。それは“トイ・ライブラリー”、自治体が運営している文字通り、おもちゃの図書館、幼児向けのおもちゃを貸し出ししている施設です。


このトイ・ライブラリーは数人のボランティアさんで運営されており、年会費3000円ほどで会員になれば、おもちゃを借りれる仕組みになっています。1度に借りれるおもちゃは2点で1ヶ月ほど、延長することも可能です。おもちゃは、おもに幼児が楽しめそうなものばかり、たいてい1、2ヶ月も遊ぶと、新しいものに関心がいくといいます。平日の火・水・木の数時間オープンしているだけですが、いつも大盛況で、おもちゃ選びに目の色を変えている子どもとお母さんたち(たまにはお父さんも)で溢れています。


オーストラリアは、家も広いせいか、こどもがふたりもいると、家中におもちゃがあふれかえっているような光景をお友達の家で何度も見ました。うちもどうなるんだろうと思っていましたが、このトイライブラリーのおかげで当分の間、“おもちゃは借りるもの”というスタンスでいけそうです。無制限におもちゃを買い与えるより、ずっと健全だし、おもちゃに飽きやすい子どもたちのサイクルにもかなったシステムだと思います。なにより、おもちゃを毎回買わないで済むので、家計にやさしいというのも大きな魅力です。

オーストラリアらしく、庭におけるちょっとした小さな滑り台や、トランポリンといった遊具まで揃っているのはさすがです。このトイライブラリー、子育て中のお母さんたちの社交の場としても人気があります。なかなか素晴らしい機会ではないでしょうか。




ミセスリフォームスタイル

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写真1:トイライブラリー外観。小さな建物が公園(芝生の広場)のなかにあります。外に、貸し出し用の遊具がならんでいます。

写真2:トイライブラリーのなか、小さなスペースに、大小さまざまなおもちゃがぎっしり。

写真3:トイライブラリーで借りたおもちゃで遊ぶ、我が家の悠樹、こんなけっこう大きめのおもちゃも借りれるので助かっています。