お部屋をちょっとだけ変えてみたい、そんなときのインテリアデザインヒント

リフォームだけでなく、ちょっとした模様替えでもお部屋の印象はだいぶ変わります。オーストラリアのインテリア雑誌スタイリスト、サラ・エリソンさんによる、そんな模様替えのヒントの一部を今回は日本の皆さんにもご紹介したいと思います。


◎ヒント1:全体は白でモダンで新しい印象に。そこにエスニックな要素をプラスしてみる。

壁をフレッシュな白で統一したり、白いソファーやテーブルなどの家具を置くことで、モダンな空間にすることができます。ただし、あまりにも白ばかりだとディスプレーホームのような無機質な印象になってしまうことも。。そこで、ちょっと民族調のエスニックな要素を取り入れてみると、新しさと古さが融合したオリジナルなインテリア空間となります。



◎ヒント2:スタイリッシュにまとめるなら黒と白のモノトーンに利かせ色をプラス。

おしゃれでスタイリッシュなお部屋にしたいなら、黒と白のモノトーンカラーがやはり有効です。ただし、それだけだとやや単調になってしまうので、視線を集まるような利かせ色を1つプラスするとぐっと垢抜けます。クッションや椅子など小さなものでも色で存在感をアピールするようなアイテムを選んでみてください。


オーストラリアの人は、インテリアの好みもヨーロピアン風のトラディッショナルなものから、ポップな色彩を使ったスーパーモダンなものまで幅がひろくて驚かされます。ひとつのテーマで素敵にコーディネートされた家も多く、見るのが楽しみです。



ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com

写真1: (ヒント1の例)エスニックな要素としては、ペルシャ絨毯などよく見かけます。また、この写真のお部屋のように暖炉のマントルピースが石造りというのも個性的。


写真2:(ヒント2の例)壁にかざる写真もフレームを黒にして、モノトーン写真をディスプレイしてみるのもなかなかおしゃれですね。