まるでホテルのような吹き抜け、リゾートのようなおうち

あけましておめでとうございます。

今年も皆さんにとって素晴らしい年となるようお祈り申し上げます。


というわけで2013年最初の回は、見ているだけでもリゾートにいるような気分に浸れる素敵なアデレードの住宅をご紹介したいと思います。さまざまな住宅事情があるにせよ、芸能人などではなく普通の人でも(もちろんお金はもっている人なのでしょうが。。)、こんなおうちに住めるチャンスがたくさんあるオーストラリアはやはり興味深い国だと思います。


シティ中心部から車で10分ほどの距離にある高級住宅街、なかでもこのおうちは南国クイーンズランド州のリゾート高級住宅スタイルで建てられたファミリーハウス(家族向け住宅)です。3ベッドルームに2バスルームというと標準的な住宅ですが、それ以外にもリビングエリアがあり十分な広さを誇っています。


なんといっても目を引くのは、2階分の吹き抜けとなっている応接エリア。大きな窓ガラスから降り注ぐ朝の光はさぞかし気持ちよいことでしょう。と、思ったところでふと疑問が。。。夏になると最高気温が40度を超える日が続くアデレード、カーテンはついているものの窓ガラスが部屋を温める効果はなかなか無視できるものではありません。


アデレードの従来の家は、真夏の暑さ対策として窓にはかならずひさしをつけたり、ベランダを広く取って日陰を作る工夫がなされています。この吹き抜けエリアはまさに正反対、南国とはいえ湿度が高くてあめも多い熱帯クイーンズランドのスタイルに合わせられている気がします。とくに上側のカーテンは電動でなければ閉められないことでしょう。これでこの乾燥した猛暑のアデレードの夏をどう乗り切るのか、、、。ここ1週間の猛暑日に悩まされている私としては、どうしても捨てきれない疑問なのでした。。。


ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com

写真1: 夕闇に浮かぶリゾート風住宅、いいですね。

写真2: ここが問題の吹き抜けとなっている応接エリア。冬なんか素晴らしいのでしょうが。。

写真3:キッチンは意外とシンプル(質素?)でした。

写真4:これはキッチンではなく、バーエリア。自宅でこんなふうにお酒を楽しめるエリアがあると、お友だちを招いてホームパーティーをするのも楽しいことでしょう。でもオーストラリアでもこうしたバーエリアはだんだん少なくなっているようです。