オーストラリアの国民の日、「Australian Day」はこうして祝います!!

日本とは季節が真逆で、1月はサマーホリデーシーズンまっさかり。日本の8月のように学校はほとんどお休みです。そして1月最後の土曜日だった26日は「Australia Day」という休日に指定されており、月曜日まで3連休でした。


「AustraliaDay」は国を祝うと言う意味で、日本でいう建国記念日に近いかと思いますが、真夏なだけに人々の過ごし方はとってもカジュアル。浜辺で家族や友人たちとバーベキュー、というのがこの日の風物詩です。スーパーなどでも、オーストラリアの国旗がデザインされたグッズがセールスに。ペーパーナプキンや紙コップといったパーティグッズだけでなく、バスタオル、サングラス、水着、大きくAustraliaと書かれたグッズたちをあちらこちらで見かけます。また車にオーストラリアの国旗を飾る人も。。


このようにあくまでカジュアルに、真夏のバーベキューを楽しむ姿はとても無邪気。でも何ごともシリアスに考える人たちもいるようで、この時期になると新聞には『オーストラリアは独立国家なのに、いまだにユニオンジャック(イギリスの国旗)がオーストラリアの国旗にはいっているのはいかがなものか』という論説が載ることも。またアボリジナル(オーストラリアの先住民)の立場から、Australia Dayはあくまで白人たちが勝手につくったもので元々この大陸に住んでいた側からすれば、祝うべきことではないという考えの人もいます。

このようになかなか一筋縄でいかないところが難しいところ。あらためてオーストラリアという国の奥深さを感じさせる日でもありました。



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写真1:このように国旗をマントにして、ビーチに向かう人がたくさん。


写真2: トイレットペーパーやティッシュまで“AustraliaDay”バージョンが。。。トイレットペーパーには“I love Australia”とご丁寧に印字までされています。日本人の感覚だと、かなりやり過ぎな感じが否めません。。