ジェーミー・ジューリー直伝!家族みんなが楽しめるアウトドアスペー

先月お伝えしたオーストラリアのイケメンガーデナーのジェーミー・ジューリー。私の母も“すてきねー”とお気に入りのようです。そのルックスのよさが際立つ彼ですが、やはり本業はガーデナー、もっと具体的にいうとアウトドアスペースのデザイナーといったお仕事です。今回はその彼の仕事に対する想いや、一般の人に向けたアドバイスについてご紹介したいと思います。


『どんな人にも”ガーデン“が必要です。忙しい世界から離れ、リラックスし、気分を一新できるような空間。大切なのは、穏やかで静かな場所をつくり、魅力あるものにすることです。現在ご自宅にあるガーデンに新しい命を吹き込むのに、環境を破壊したり、大金をはたいたり、今後20年間毎週末つねに時間を割かなければならない、ということはありません。ちょっとしたアイデアと創造性を活かすだけで、すてきに生まれ変わらせることができます。最小限の努力で最大の効果を!週末の時間は家族とゆっくり過ごすことにとっておきましょう』


というのが彼のお仕事に対する想いです。”20年間毎週末“うんぬんというのは、お庭も大きなオーストラリア、自分たちにとって理想のお庭やアウトドアスペースを作るのに、ペンキ塗りやデッキングをDIYで行う人も多く、そうなると週末はいつもそんな作業でつぶれてしまうということもよくあるのです。そんな人たちをちょっと皮肉った面白い発想だと思います。


そんな彼がおすすめする、すてきなアウトドアスペースを作るためのヒントとは、どんなものでしょうか?


◎家族の個性を反映した、オリジナルな空間にする。
雑誌から切り抜いたような、パーフェクトなアウトドアスペースよりも、そこに住む人たちの個性が反映されたお庭のほうがずっと魅力的です。好きなオブジェクトを飾ったり、植物をメインにお庭を作ったり、自分たちなりの“テーマ”を考えてみましょう。


◎みんながリラックスして座れるエリアをつくる。
自宅のアウトドアスペースは、なによりもまず家族や友だちがリラックスして談笑できるものであってほしい。そのためにベンチやアウトドア家具の椅子を置いてみることをおすすめします。


◎アウトドアライティング(照明)を活用して、幻想的な姿も。。
普段見慣れている庭の植物や石も夜にライトアップされてみると不思議なほど幻想的に見えます。最近はソーラパワー(太陽発電)によるライトや低電圧のLEDライトなど、便利なアウトドア用照明が売られています。


日本はこれからどんどん暖かくなってくる季節、自宅のお庭でおもいっきりリラックスすることができたら素晴らしいですね。ジェーミーのヒント、みなさんもぜひお試しを!


ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com

写真1:インテリア雑誌にもジェーミーの記事はたびたび特集されています。

写真2: デッキングと植物だけでも意外と“和”なティストになっている例