“モノは極力少なく”、シンプル・リビングルームの良さ

よく“無駄なく、シンプルに暮らしたい”といいますが、我が家でも改めてそんなことを考えさせられました。昨年生まれた息子が、9ヶ月に入りハイハイを始めたのをきっかけに、1階リビングルームを全面的に見直し。安全対策を徹底したところ最低限のモノだけ残り、いやでも“シンプル”そのものになったのです。


まずもっとも危険性の高いと思われるテレビを撤去、オーストラリアでは大きなフラットテレビを壁にかける家が増えていますが、子どもが無理によじ登ろうとしたり事故が多いと聞きます。そこで危険な芽はすべてつむつもりでテレビを撤去しました。これだけで、まあ驚くほど部屋がすっきり。最近はテレビ番組等もノートパソコンで見るようになっていたのでそれほど不便さは感じません。


そしてフローリングの床ですが、畳マット4枚を購入。これはハイハイ好きの息子も大いに気に入ってくれました。すべてカバーできている訳ではないのですが、なんとなく床にゴロゴロしたくなる感じに。。。


またこまごましたもの(雑誌類、ケーブル類)もすべて撤去し、イケアの超軽量コーヒーテーブルも別の部屋へ。よく使用するノートパソコンは、子どもの手の届かない高さにあるキッチントップに置くようにしました。もちろん、キッチンには入れないように安全柵を。子どもはこの安全柵を使ってよくつかまり立ちもするので、一石二鳥の便利グッズです。


こうして片付けてみると、まあ残ったものといえばソファーくらいなもの。でもこうしたリビングになって“すごく気持ちい!”と感じることが多くなりました。散らかるもの自体をすべて除いたので散らかりようがない空間、掃除もラクです。そしてなにより、外から帰ってきて、すっきりしたリビングに入ると、“片付けなきゃ”という気分にならないので精神的にもストレスフリー。子どもの安全対策を、と思って始めたことですが、“モノを少なくすっきり暮らす良さ”に気づかされました。


ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com

写真1:我が家の“すっきりリビングルーム”、外から帰ってきてこのリビングルームに入るとなぜか“ホッ”とします。モノがないことで、気持ちもすっきりするのでしょうか。

写真2: “すっきり”のコツは収納にあります。これは家具店で購入したニセアンティークの収納箱。これに子どもの服、オムツ、おもちゃなどがぎっしり入ってます。頑丈で、子どもが乗ったりしても壊れなさそうです。落ち着いた色も畳マットと相性がよく、オリエンタルな感じを出してくれます。