オーストラリア流子育ての第1歩、“プレイグループ”とはどんな感じ

子どもが歩けるようになってくると、日本ではいよいよ“公園デビュー”となってお友だちを作るようになってくるのでしょうか?オーストラリアでは公園デビューの代わりに、“プレイグループデビュー”があります。車社会で人口密度も極端に低いオーストラリア、近所の公園でなかなか同じくらいの年齢のお友だちを見つけるのは大変です。そこで、お母さんたちが有志で子どもたちを遊ばせるグループを作ったり、保育園や小学校が場所を提供する形で主催するグループがあったり、という感じで遊ばせる場ができています。


私もママ友づくり、ということで息子が6ヶ月くらいのときから日本人ママたちが集まるグループに参加しており、最近オーストラリアのお母さんたちのグループにも参加するようになりました。幸い私の住んでいるエリアは日本人ママも多く、習慣や言葉がおなじ日本人のグループには安心感があります。またオーストラリアで英語で積極的にお友だちを作る意味では、やはりオーストラリアのグループにも参加する意味があるような気がします。考えてみれば、カルチャーの違う2つのグループに加わることができるのはとても贅沢なことなのかもしれません。


私の参加しているオーストアリアのプレイグループはまだ発足間もないのですが、少人数のため仲良くなりやすいムードができています。場所は元教会というコミュニティセンターで、なかなかおしゃれ。ママたちは近くのカフェでコーヒーをテイクアウトしたり、お茶とお菓子持参して週に1回集まって、2時間ほど子どもたちを遊ばせながらおしゃべりします。


さすがオーストラリアだな、と感じるのはママたちの国籍もじつに多様だということ。中華系マレーシア人、カンボジア人などアジア系の人も多いのが特徴的です。ここで感じることは、どこの国の人であれ、小さな子どもを持つママの悩みはほんとうに同じだなということです。離乳食がすすまない、夜ぜんぜん寝なくて困っている、、そんな悩みを話し合えるのもストレス解消になります。


プレイグループでは、歌を歌ったり、絵本を読み聞かせたり、お絵かきをしたり、幼稚園のようなアクティビティも行います。うちの子も1歳になったばかりで、まだほかの子と一緒に遊ぶというわけではないのですが、こうした環境にいまから慣れていって欲しいなと思います。



ミセスリフォームスタイル
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写真1: これが元教会というコミュニティセンターです。

写真2:プレイグループの場所ではないのですが、、。現在紅葉のシーズンで子どももハイハイが楽しそうです。