アデレードでカントリーライフを楽しめそうな素敵なおうち

前回は南国ケアンズの様子をお伝えしましが、アデレードに戻ってみればまさに真冬。。。Tシャツとサンダルで出歩けたケアンズを懐かしむ日々です。とはいえ、いざアデレードに戻ってきてみて、アデレードの良さを実感するのもまた事実です。都市としては小規模ながら、町の中心地から車で20分もすれば、ビーチへ、そしてワイナリーの並ぶ丘陵地帯へゆける便利さはなかなか捨てがたいものです。とくに丘陵地帯(アデレードヒルズ)には、雑誌にもでてきそうな素敵なカントリーハウスが点在しており、そんな掘り出し物物件(?)に出会うのもまた楽しみのひとつです。今回は、そんな住宅のひとつをまたご紹介したいと思います。


アデレードヒルズの丘陵地帯のなかにあるこの住宅、このエリアは森林地帯で、広い敷地内に住宅が建てられているケースが多く、家が外の道路から見えないことも珍しくありません。煙突からもくもくと煙がでているおとぎ話に出てくるような住宅、レンガでできた重厚な住宅、など個性的なおうちがたくさんあります。なかには古くて、外は立派でも内側はボロボロというおうちもあるのですが、このおうちはリゾートスタイル風にリフォームされており、とても趣味のよいインテリアです。それもそのはず、アデレードの地元建築家ウィリアム・バートン氏が建築・インテリアを手がけているそうで、アデレードの人たちに受けの良さそうなモダンさとカントリーライフスタイルを見事に体現した空間を作り上げています。


シティ中心部から車で20分ほどという立地の良さも、住んでいる人には大きな魅力。市街地にもじゅうぶん通勤可能で、こんな森閑とした場所に住むことができるのですから人気があるのもうなずけます。アデレードでも自然に恵まれたところに住みたいという人は多く、そんな夢を体現しているかのような住宅のひとつです。


ミセスリフォームスタイル
http://www.mrs-reform.com

写真1:住宅の航空写真、テニスコートにプール、個人住宅とは思えない豪華っぷり。でも、アデレード近郊ではけっして珍しいものではありません。


写真2: 美術館のようなエントラスホールでお出迎え

写真3: シンプルですてきなキッチン

写真4:オーストラリアの住宅の寝室は文字通り、ベッドがお部屋の主役。左右にバランスよくベッドサイドテーブルが配されるのが定番です。