10年かかってもあきらめない!夢の『エコハウス』を建てた友人のお

誰にとっても憧れの“ドリームハウス”があると思いますが、実際にその夢を実現するには並ならぬエネルギーが必要です。夫のオーストラリア人の友人アンディさんもそんな人の一人、彼の夢は徹底した『エコハウス』に住むことでした。


市街地から車で20分ほどの丘陵地帯アデレードヒルズに、既存の住宅を購入。その後、少しずつ改良を加え、環境に負荷のかかりにくいエコハウスへと改造してゆきました。オーストラリアの環境でもっとも深刻な問題なのは、水不足。そこで、オーストラリアのたいていのエコハウスには大きな雨水タンクが設置されています。屋根に降った雨水を最大限に効率よくタンクに貯水し、台所排水などは家庭菜園などで再利用し手無駄なく使います。

写真1:徹底してこだわり抜いた『エコハウス』外観。ミニマムなデザインです。


リノベーションを依頼する業者も、環境に配慮した工事、資材調達を行う業者を厳選。このエコハウスプロジェクトは、かなり大がかりなものでしたが、アンディさんもDIYで自分で出来ることは極力行おうとしたため、なんと10年近くの歳月がかかったと言います。そのこだわりはさすがと言う他ありません。

写真2:キッチンはアイランド型に。収納も広く取られています。


独身だというアンディさん、住宅が工事中で寝れない状態だったときは敷地内の納屋に寝泊まりしていたそうです。いかにもタフなオージーらしいお話しですが、夢の家にかける情熱はそれだけ強いのだと思います。

写真3:リビングから出てデッキング。アデレードヒルズの豊かな緑を堪能するには、もってこいの場所です。



それでもこだわり抜いて建てた夢の『エコハウス』。大変な苦労をしてもこのデッキングからの景色を見たら、すべての苦労が報われるように感じることでしょう。


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