アデレードに来たらぜひ覗いてほしい！おすすめショップ

南半球オーストラリアのアデレード、いいところなのですが観光先としてはどうも知名度がイマイチなのが残念。日本からの直行便がない、派手なアトラクションがない、と理由はいろいろ考えられますが、決して魅力がないわけではないのです。そこで今回はアデレードに来ることがあったら、ぜひ覗いてみてほしいおすすめショップをご案内したいと思います。

アデレード市街で最もオススメなエリアは、中心街の東側に位置する“イーストエンド”というところ。緑豊かな芝生にボートの浮かぶすてきな池がある公園、そしてオシャレなレストランやカフェの並ぶ“ランドール・ストリート”が散策にぴったりです。

ランドール・ストリートにはエスニック料理、ギリシャ料理、インド料理などのレストラン、そしてイタリアンカフェといったい飲食店が多いのですが、ちょっと目を引くのが『T2』というお店。“ティー・ツー”と呼ばれるお茶の専門店です。南オーストラリアはイタリアからの移民も多く、コーヒーを楽しむカフェ文化の人気が高いようで、お茶の専門店というのはあまり見かけません。ですが、この『T2 』は非常におしゃれでモダンなデザインのお店で、私たち日本人の思い浮かべる“お茶屋さん”をいい意味で裏切ってくれます。

写真１：『T2』の店内、非常にスタイリッシュな空間です。

私がこのお店を好きな理由は、なんといってもつねに数種類のお茶の試飲“ティスティング”が楽しめるということ。熱いお茶はティーポットで、冷たいお茶（アイスティー）は大きなジャグで出されていて、小さな紙コップでいろいろ味見ができるのです。お茶の種類は、紅茶メインに、日本では見かけないハーブティ、オリジナルなブレンドティーがあります。とくにアイスティーのジャグにはオレンジ、リンゴ、洋ナシなど大きくカットされたフルーツが入っており、ほのかな甘みを加えて絶品のおいしさ！

夏にはよく家から20分ほどのサイクリングでこのお店にたどり着き、冷たいお茶を頂くのが定番コースとなっています。アイスティーをたくさん作ったときに、カットフルーツを入れるというこのアイデア、ちょっと日本人にはない発想かと思いますが、暑い季節になったらぜひお試しください！

なお、このエリアでもうひとつおすすめなのが、比較的新しいクレープのお店。フランス人オーナーが経営している小さなカフェなのですが、ここのクレープも本場フランスの味ならではの美味しさです。オーストラリアのケーキは、アメリカ同様、とにかくコテコテに甘く、アイシングがどっさりでどうもいただけないのですが、ここのデザートクレープは、ほんとうに素材そのものを引き立てるといった感じで、クリームもチョコレートもくどくない美味しさ。その繊細なスイーツは、日本のケーキなどに通じるものがあり、日本人ママたちにも人気です。

写真２：ショーウィンドウにはフランスのお菓子やシロップが並んで、とってもかわいいのです。

カフェでイタリア人の作るピザを食べたり、フランス人の作るクレープを楽しんだり、各国からの移民たちが本場の味を提供しているというのは、アデレードに限らず、オーストラリアの食文化の醍醐味なのかなという気がします。

写真３：このエリアの一角にはレンガ造りのアパートメントなどもあり、どこかノスタルジックなムードが。。

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