ここまでできる!!公共ホールを個人用住宅にリノベートした一例

南オーストラリアの州都アデレードにはほんとうに魅力的な住宅がいろいろあります。ウルトラモダンな近代住宅、19世紀に建てられた石造りの重厚な住宅、田園地帯にあるカントリーハウス、いずれもそれぞれ個性的。今回もまたユニークな住宅の一例をご紹介しましょう。


シティ中心部からほど近い人気の住宅街にあるレンガ造りのこの建物、ちょっとふつうの住宅には見えません。

写真1:住宅の外観


それもそのはず。この建物はもともと1920年代に建てられた公共ホールでした。これをリノベートして個人用住宅として蘇らせたのです。このエリアには大きな教会の建物を個人住宅にリノベートした家もあります。元々公共施設だった建物を個人用住宅に生まれ変わらせるというのは人気のトレンドなのかもしれません。

写真2:ダイニングルームと2階へ続く階段


元々ホールだっただけに内部はとってもスペースが広く感じられます。このダイニングルームとは別に、家族が寛ぐリビングルームも。


1階に1ベッドルーム、2階に3ベッドルームと合計4ベッドルームですが、バスルーム(トイレとシャワー)も合計3つあり、とっても贅沢なつくり。まるで個室専用のバスルームなので、トイレの順番待ちなんてこととは無縁です。でも掃除する側としては水回りのバスルームが3つもあるのはちょっと大変ですね。

写真3:マスターベッドルーム(主寝室)は奥行きがとっても深い!!(7mの奥行きです)


天井が高くとられていて、夏でも涼しそうな造りの住宅。大きな公共ホールを見事に、個人用住宅にリフォームした一例だと思います。

ミセスリフォーム
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