オーストラリアの定番メニュー、人気なのはやっぱり○○です!

日本はいよいよ夏本番という頃だと思いますが、ここ南オーストラリアのアデレードも寒さが厳しい時期となってきました。そうなるとやっぱり食べ物も温かいものが恋しくなってきますが、今回はオーストラリアの食文化についてお話ししたいと思います。


日本と違って多民族社会のオーストラリアでは、世界各地からの移民たちがふるさとの味をそれぞれ伝えています。でもやはり主流はイギリスからのアングロサクソン文化と言えるでしょう。さらにここアデレードは、ギリシャやイタリアなど南ヨーロッパからの移民も多いのが特徴です。


イギリスの食文化からきたもので、オーストラリアでもっともポピュラーなものといえば、なんといっても“パイ”。こちらのベーカリー(パン屋さん)では、必ずある定番中の定番で、1個300円〜400円ほど。手軽に食べられるので日本のおにぎりに匹敵するメジャーぶりです。パン屋さんで買えて、主食として食べられるという点ではお総菜パンに近いかもしれません。(パンではなく、パイですが。。)

写真1:週末のランチはパイ1個というのがオージー夫の習慣、これにフライドポテトとサラダがつけば立派なお昼ご飯になります。

直径10センチほどで、パイ生地のなかにミートソースのような具が。お肉は1口大ステーキ(ステーキというよりシチュー用のお肉ですが。。)、ひき肉、ベーコンなどが主です。



もうひとつオーストラリアでポピュラーなのが、スーパーでその場でローストして売られているニワトリ丸ごと1羽分のローストチキンです。
写真2:業務用オーブンで、その場で時間をかけて焼き上げるローストチキン。


まるごとのチキンでお値段は1000円ほど、平日忙しい共働きママはよくこのチキンを利用しています。これなら温め直してお皿にどんと置くだけで立派なメインコース料理に。あとはマッシュポテトに茹で野菜が定番です。

写真3:ローストチキンはこのようにパッケージされて、お客さんの手に。

ローストチキンの余りは、スライスしてサンドイッチの具として再利用(?)できます。そう考えるとかなりお得かも。。。我が家がよくこのローストチキンを利用するのは夏、家でとても火を使って料理をする気分になれないとき、スーパーですぐに食べられる状態で手に入るこのローストチキンはまさに救世主的存在なのでした。。


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