レトロさが魅力!オーストラリアの鉄道・航空博物館フェステバル

我が家の2歳半の息子は電車やトラックが大好き、そこで今回は家族で南オーストラリア州の港町ポート・アデレードにある鉄道・航空博物館フェスティバルに行ってきました。ポート・アデレードは19世紀の面影を色濃く残す港町、ふだんは物静かなエリアですが、フェスティバルのあった日は、子ども連れのファミリーで大賑わいでした。

写真1:ポート・アデレードの街並みはまるで映画のセットの中を歩いている気分に。。

まず鉄道博物館につくと、この日は航空博物館まで蒸気機関車が出ているとのこと。本物の蒸気機関車を目の当たりにして、息子のテンションは一気に上がります。。。

写真2:特別運行される蒸気機関車、実物ってかなり大きいです。

がったんごっとんと蒸気機関車に揺られること5分、短い時間ですが子どもたちには大人気。どうやらこの蒸気機関車を動かしているのはすべてボランティアの方々のようです。オーストラリアにもコアな鉄道ファンがいるものです。とはいえ、年配の男性ばかり目立っていましたが、、。でも蒸気機関車を動かすノウハウを伝えてゆくのもなかなか難しいのではないかと思います。


写真3:航空博物館ではホンモノの飛行機がずらり。壮観な眺めです。

航空博物館というからどんなに立派なものかと思ったら、草っぱらにたたずむ飛行機格納庫、建物自体はプレハブという簡素極まりないものでした。でも不定期で開館している施設だし、仕方がないのかもしれません。とはいえ、なかには古いモデルの実物飛行機がたくさんあり、なかなか壮観な眺め。普段滅多に見ることのできない飛行機たちを見ることができました。


そしてまた鉄道博物館に戻り、中をゆっくりと回ってみることに。じつはこれがかなり大規模なもので、大きな蒸気機関車たちがずらっと並んでいます。客車のなかも歩くことができ、まるでタイムスリップしたような気分に。。。

写真4:まるで古い時代の大きな鉄道ターミナルのなかを歩いているよう。本物の蒸気機関車は迫力がありました。


日本は世界に名だたる鉄道大国、きっと博物館では最新鋭の電車や新幹線が華やかな存在となることでしょう。ポート・アデレードの博物館はむしろ逆に、“過ぎ去りし時代”みたいなものをヒシヒシと感じました。でもそれがなんともアデレードらしい気がするフェスティバルでした。


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