オーストラリアの出産祝い、日本とはちょっと違う???

3月に子どもが生まれて、オーストラリアの人からもたくさんお祝いを頂きました。そのなかでも、日本とはちょっと違う面白い出産祝いについてご紹介したいと思います。

>ナッピィケーキ(オムツのケーキ??)
直訳すると、”オムツのケーキ”といわれるこのプレゼントは、オーストラリアでもポピュラーな出産ギフトのひとつ。紙オムツをまるめたものを、山積みの形にして、あたかもウェディングケーキのような姿にしたものです。そこに、小さな玩具やベビーグッズを挿入します。言葉で説明するよりも、
”百聞は一見にしかず”なので、写真をご覧ください。


お店で買うこともできますが、DIYでオリジナルを自分で作れるのも魅力。
厚紙を円型にきって土台とし、後は紙オムツを小さくくるくるとまとめ、あとは大きめの(できれば目立たない)ゴムで崩れないようにとめます。このように上に3段ぐらいに重ねたものがよく見かけますが、お店で売っているもののなかには、このオムツのたばを、車輪に見立て、自転車型になっている凝ったデザインのものもあります。


>名前入りオリジナル・テディベア
テディベアとはよく聞きますが、西洋文化の人にとってやはり特別な思い入れのあるぬいぐるみなんだなーと痛感したのが、名前入りテディベア。誕生年月日と名前がテディベアの足の裏にはっきりと刺繍され、テディベアのオリジナル”出生証明書”までついているというカスタマイズグッズです。オーストラリアの子どもはたいてい自分のテディベアをもっていて、遊ぶときも、寝るときも一緒の存在です。

かつて、ある50代後半の女性の家を訪問したら、”テディベアの部屋”なるものがあり、部屋中を文字どおり埋め尽くすほどの大小様々なテディベアたちが飾られていました。大人になってもテディベアの魅力にとりつかれ続けている人もいるようです。

息子の名前がはいったオリジナルテディベア、息子の人生最初の”お友だち”として、大いに活躍してくれそうです。




ミセスリフォームスタイル

http://www.mrs-reform.com

写真1: お友達から頂いたナッピィケーキ


写真2;テディベアの足裏に刺繍された名前

写真3:椅子にお座りのテディ

写真4:テディのオリジナル”出生証明書”もついてきます。